日本鏡餅組合

ホーム供える伝統的なお飾り

海老腰が曲がるまでの長寿を祈ります。

木から落ちずに大きく育つことから、代々大きくなって落ちないという縁起物。

串柿 喜(よ)いことがやってくる(嘉来 )という意。また、財(たから)が串で刺したように集まるとも言われます。

昆布よろこぶの語呂合わせ。

裏白 古い葉とともに新しい葉が次第に裏になり伸びてくるので、久しく栄えわたる縁起を担いでいます。形が左右対称なので、夫婦の相性を祝う意味も。

搗栗(かちぐり) ゆでて干した栗の実。勝栗の語呂で縁起を担いでいます。

譲葉 新しい葉が大きくなってから古い葉が落ちるので、代々家系がうまくつながってゆくことを祈ります。

鶴・亀長寿の象徴とされております。

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新谷 尚紀
(しんたに たかのり)

民俗学者(社会学博士)、
1948年広島県生まれ。
早稲田大学第一文学部史学科卒業、同大学院史学専攻博士課程修了。
国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。
おもな著書に『神々の原像』吉川弘文館、『日本人はなぜ賽銭を投げるのか』文藝春秋、『日本人の春夏秋冬』小学館、『ブルターニュのパルドン祭り』悠書館、『お葬式−死と慰霊の日本史−』吉川弘文館、『伊勢神宮と出雲大社−「日本」と「天皇」の誕生』講談社、など。